カトリック那覇教区平和委員会 規約

 

1条  委員会の目的

カトリック那覇教区民は、太平洋戦争において唯一住民を巻き込んだ地上戦となったこの沖縄で、神様から平和のために働くように特別に神に召されている。ゆるしと対話を勧めながら、平和憲法の精神を守り、沖縄の心を全国に発信するという平和への使命を果たすために那覇教区は「カトリック那覇教区平和委員会」を設置する。

2条  委員会の構成

すべての信徒及び本会の目的に賛同する者は委員として委員会の活動に参加することができる。

本委員会は委員会の性質上、教区長が委員長となる。

委員長は活動を推進するために顧問1名と運営委員十数名を任命する。

3条  事務所の所在

カトリック那覇教区本部に置く。

4条  運営委員会、定例会

運営委員は顧問と運営委員会を月に1回開催する。また、定例会、活動等を企画し、委員会の活動を推進する。

5条  本委員会の活動

本委員会は1条の目的を達成するために、委員会は次の活動を行う。

    世界と沖縄の平和のために祈る。特にマリアの賛歌に心を合わせて祈る。

    定例会を企画し、平和の問題について学び、祈る。

    定例会の成果を、報告し、教区内及び全国に発信する。

    辺野古、高江の新基地建設反対の支援、シスター座り込み支援を行う。

    各教会での平和に関する対話集会、平和委員会の説明、霊的な指導を行う。

    命の尊厳、9条、基本的人権、平和のメッセージを沖縄の立場から発信する。

    人権、平和の問題に関する研究、調査等を行う。

    他教区、プロテスタント、諸宗教者、正平協、その他の団体との交流を推進する。

    623日慰霊の日の平和巡礼、815日宗教者平和の集いのサポートを行う。

    その他の平和に関する活動を行う。

6条  会計

運営委員の中から2名会計係を互選する。会計係は予算を作成し、決算を教区に報告する。

定例会の講師謝礼は予算化して教区に請求する。その他の活動費は、カンパ、定例会参加費などで賄う。委員会から他団体に派遣する場合、委員会会計から支出する。定例会、運営委員会は手弁当とする。

7条  規約の承認と改正

この規約は2014831日の平和委員会設立準備会で作成され、105日教区長によって承認された。この規約を改正するには定例会参加者の2/3以上の賛成と教区長の承認をもって改正することができる。